欧米では、人口全体の10%~15%が持っているといわれる「難読症」。バーミンガムとロンドンで作られた広告では、長文が書かれた巨大スクリーンが設置され、画面上の文字が勝手に動き出し、点滅したり小さくなり、読み進めるのが困難に、苦痛になっていく。これは「難読症の人々の見え方」を再現したもの。日本ではあまり調査されておらず知られていない障害の1つをクリエイティブに紹介している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。