ニュージーランドのビール醸造所「DB Breweries」が、廃棄用のビール瓶をリサイクルして人工の砂を作り出す装置を開発した。バーで飲み終わった空瓶を装置に入れると、瓶のラベルが剥がされ、ビンがたった数秒で砂になる。毎年6万トンほど埋め立て廃棄に回っているガラスを有効に活用して廃棄量を減らし、コンクリートの材料として砂浜から採取される砂の量を減らすことにもつながる一石二鳥の方策だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。