ドイツBosch社の100%子会社であるCOUPは、大気汚染の解決に向けて、2016年からベルリンで電気スクーターのシェアリング事業を行っている。これまで充電スタンドの数が少ないことがネックだったが、本事業ではバッテリー補充をCOUPが行い、利用者はすぐにスクーターに乗車でき、利用後にバッテリーを補充する必要もない。また、COUPの利用区域内であれば、どこでも乗捨て可能であるため、これまで面倒だった指定駐輪場を探す手間が省ける。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。