スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームが、車の排気システム内でCO2を捕らえ、液体に変換して車両に保存し、サービスステーションで新たな燃料に変えるというシステムコンセプトを開発し、特許を取得した。このシステムを使用することにより、トラックのCO2排出量の約90%削減できる。電気自動車や水素燃料自動車のシステムとは異なり、既存のトラックに後付けして、CO2排出量を削減できるということで、幅広い適用が期待される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。