シエラレオネの首都フリータウンで、気候変動によって社会問題化する「暑さ」を食い止める役割を担う公務員「チーフ・ヒート・オフィサー」が誕生した。フリータウン市は気候変動対策・衛生・インフラ整備・都市緑化の整備などを官民一体で進めており、チーフ・ヒート・オフィサーもその一環として取り入れた。既存の植樹プロジェクトの拡大や、失業中の若者への雇用創出、啓蒙活動を通して、市民に気候変動を考え、行動してもらう役割も担う。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。