中国の成都近郊で開発が進められる、都市空間と自然との融合を目指す都市モデル。農業と森林管理不足により荒れた地において、景観と生態系を回復させることが目的。元からある山の隆起や池などの自然を生かし、地区の動植物の生態系や環境を保護するといった工夫とともに、廃棄された瓦礫を用いた壁や、地理情報システムを利用した水や路面などの造形など、現代の技術も用いることで、居住者や訪問者が騒がしい都会から離れ安らげるように工夫されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。