レオナード・ガマイーグ氏がチャドで移動式の青空教室を始めた。チャドには遊牧民が多くいるが、遊牧民の子供の就学率は1%未満と低い。同氏は、約2か月ごとに場所を変える遊牧民グループの後を追い、70人あまりの子どもたちに授業を提供する。授業に必要な道具は、財団などからの支援を受けて用意している。同スクールを通して保護者が学校教育の重要性を理解するなど、保護者の考え方にも変化が表れ始めているという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。