米国ボストンのミシェル・ウー市長はボストン市の住民と共に通勤し、「市内交通システムのあらゆる部分を体験し、どうすれば改善できるかを考える」目的でキャンペーンを始めた。たとえばウー市長は中学校教師と共にバスで学校まで通勤し、何に対して課題意識を持っているかを把握した。ウー市長は経済的に裕福ではない人々が暮らす地域を運行するバス3路線を2年間無料化、気候変動教育など市の公共交通の改善に取り組んでいる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。