排泄物をバイオガスに変える循環型のトイレ「BeeVi」。真空ポンプを使って便を地下にあるタンクに引き込むため、水で流す必要がなく、水の使用量を減らすことができる。排泄物から生まれたバイオガスは精製され、同施設のガスレンジやボイラーの燃料として使われる。なお、トイレの利用者は独自のデジタル通貨「Ggool」をゲットでき、同トイレの設置された大学内で使用できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。