新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、着用が当たり前になったマスク。そのごみが急増しているのが世界中で問題になっている。そんな中、モスクワ鉄鋼合金製造大学(NUST MISIS)の研究者らは、2022年1月、使用済みのマスクから電池を作る技術を開発したと発表した。彼らが作ったのは、スーパーキャパシタと呼ばれるタイプの電池で、家庭用の照明器具や時計などに使えるという。この電池は、薄くてフレキシブルという特徴を持つ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。