農業廃棄物で生成されたバイオプラスチックでできた、自動車のダッシュボードやドアノブ。EU圏内のサーキュラーバイオエコノミーを加速させるために発足されたバーバラ・プロジェクトが発表した。すでにイタリアの大手自動車メーカー、フィアットでの導入が決まっている。生成されるバイオプラスチックにはドアノブにはレモンオイルが混ぜられており、殺菌効果の高いバイオプラスチックが採用されている。染色もニンジンやザクロ、ブロッコリーなどから抽出した植物由来の自然素材だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。