株式会社BAGASSE UPCYCLEは、さとうきびの搾りかす「バガス」をアップサイクルした「かりゆしウェア」のシェアリングサービスを展開する。バガスを沖縄県内で粉砕加工し、美濃和紙の製造技術を活用して和紙に加工。そのバガス和紙を撚り合わせて糸にし、広島県の工場にて生地に織り上げるという。何度も着古されて寿命を迎えたかりゆしウェアを炭にし、土壌改良材として再びサトウキビ畑に戻すか、炭のまま利活用することで完全な循環を実現する予定だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。