オーストラリア政府が「国家プラスチック戦略」を発表した。特筆すべきは生分解性プラスチックについても段階的な廃止を求める点だ。「生分解性プラスチック」を定義する明確な基準値は存在せず、物によっては埋め立ててから100年近く経って分解される素材もあるためだ。同戦略にはビーチにおいて使い捨てプラスチックを削減する取り組みも含まれ、ビーチ付近の街で営むお店が、販売する商品パッケージを非プラスチック素材に切り替える支援も行う。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。