AEROPOWDER社が、食用鶏の羽を再利用した世界初の断熱包装「pluumo(プルーモ)」を開発した。英国では、処分される食用鶏の羽が毎週1千トンにものぼる。この羽を処理し、欧州の「生分解性プラスチック総合規格」認証を受けた生分解可能なフィルムで包んだものがプルーモだ。プルーモは気温23℃の環境において、53時間商品を5℃以下に保つことができ、断熱性を損なわずに最低10 回は繰り返し使用できる。また、商品を冷却したときに生じる凝固も吸収するため、商品が濡れることはない。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。