イギリス生協Co-opが100%生分解可能なティーバッグの製造を発表した。市販されているティーバッグの多くは、ティーバッグの形状を保つ目的でポリプロピレンを使用している。この新しいティーバッグではプラスチックを使わずに、熱でティーバッグを封印する。イギリス生協 Co-opは、年間3.6億個のティーバッグに相当する460万箱の紅茶を販売しており、これを100%生分解可能なものにすることで、家庭ゴミや生ごみとして廃棄される毎年9トンのプラスチックが削減できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。