より多くの人々に寄付や募金をしてもらう解決策の一つが、デザインだ。イギリスの会社が運営するオンライン販売サイト「Everpress」では、誰でも自分がデザインしたT シャツを気軽に売ることができる。その中でも世界的に著名な50名のデザイナーやイラストレーターがデザインをしたT シャツを販売する「50/50キャンペーン」では、その収益の50%がチャリティ団体に寄付される。デザインの力を利用することで、ただ単純におしゃれを楽しみたいだけの人も、結果として社会貢献できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。