「Scientific Reports」に発表された研究によれば、使用済み紙おむつが住宅用建材のコンクリートやモルタルの砂の代わりになるという。使用済み紙おむつには強度のある素材が含まれており、洗浄・乾燥・細断などの工程を経て建材として活用できる。主に中・低所得国や地域での住宅問題への解決策として注目されており、最大8%まで砂の代わりに代替しても建材の強度は保たれることが示されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。