アイルランドでは「生物多様性の損失に関する市民会議」が開催された。同会議において「生物多様性を守るための憲法改正の是非を問う、国民投票を実施する」という提案に、圧倒的多数が賛成した。もし憲法改正が実現すれば、人間にも自然にも影響が及ぶ可能性がある。自然が生存・繁栄・永続する権利、自然環境が劣化したときに修復される権利、そもそも自然環境が劣化しないよう守られる権利などさまざまな権利が考えられる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。