米国のICON社は3Dプリント住宅を使った貧困地域への支援を行っている。3Dプリンターを使うとコストが安いため多くの住宅を供給できるほか、高い断熱効果がある同社製の住宅を提供することで、暑い夏も寒い冬も、エネルギーを使わずとも快適な暮らしが実現できるメリットがある。同社が独自に開発したポータブル3Dプリンターで、エルサルバドルやハイチの農村地域など、エネルギーの安定供給が難しい地域で3Dプリント住宅を提供している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。