交通事故防止のため、スウェーデンの交通安全団体NTFと自動車大手フォルクスワーゲンが「The Speed Camera Lottery(スピードカメラくじ)」実験を実施した。道路に設置したカメラでスピードを守っている車を撮影し、制限速度を守っていた運転者からランダムに選ばれた人に賞金が贈られるというしくみ。速度計の場所は運転手にわかるようになっており、車の平均速度は実験前の32km/hから25km/hに低下した。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。