ウズベキスタン政府は就学前教育を充実させる一環として、先生がバスに乗って中心市街地から遠く離れた地域で暮らす子どものところに教えに行く“移動型プリスクール”を推進している。バスは子ども用の椅子、色鉛筆、パズルなど、教えるのに必要な道具も運ぶ。屋根にソーラーパネルが設置されており、電気を自給自足することが可能だ。新しく幼稚園を建設するより、移動型プリスクールのほうがコストが抑えられるというメリットがある。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。