米国のFabric Health社は、忙しい人がよく訪れるコインランドリーで医療サービスを提供している。同社が提供するサービスは、血圧チェック、がん検診、医療保険への加入支援、低所得世帯の食費を補助する「補助的栄養支援プログラム(SNAP)」の申請支援など様々だ。新型コロナウイルス感染症の影響で病院や検診を受ける人が減少する中、多くの人が集まるコインランドリーを提供場所に選ぶことで誰もが医療にアクセスしやすい環境を作ることを目指す。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。