オーストラリアの研究チームが開発した、大豆油生まれの浄水フィルター。水がどんなに汚染されていても、熱、グラフェン、膜フィルター、小さな水のポンプのみで飲料水を確保できる。現在使われている水浄化工程とは異なり、簡単に安く速く製造できる。また、再生可能な大豆油から出来ているため環境に優しく、入手しやすい点も利点となっている。世界中の人が清潔で安全な水を飲めるようにするための重要な技術である。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。