世界各地で住宅をデザインしてきた建築家ステファノ・ボエリ氏がオランダで手掛ける「トルード垂直の森」は、公営住宅のプロジェクト。19階建て、125戸を備えた住宅が所得が高くない人々に向けて手頃な価格で貸し出される。住宅には125本の木と5,200本もの植物が育ち、公営住宅が多様性に富む植物たちで覆われることで、都市部の汚染問題のコントロールに役立つばかりか、数々の動物たちや、昆虫の住処をも提供している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。