デンマークのスタートアップAllumen社による、光を発する微細藻類から遺伝子を取り出し、コペンハーゲンのいたるところにある街路樹に移植する取り組み。木そのものを傷つけることなく発光させ、街灯代わりにすることで、都市の電気の消費を大幅に抑えることができる。この藻は完全なる植物由来で、二酸化炭素と太陽光、そして水があれば発光可能なので、さまざまな地域での応用が期待される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。