ノルウェーのベルゲン近郊の閑散とした地域では、データセンターから出る廃熱を利用して、生産エネルギーが消費エネルギーを上回る新たな街「Lyseparken(リューセパーケン)」をつくる計画「The Spark」が進んでいる。従来のデータセンターは広大な土地を必要とし、遠隔地に設置されることが多いが、このスパークプロジェクトで建設予定のコンパクトなデータセンターは都市近郊に建設することも現実的で、データトランスファーの時間も節約することができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。