現在多くのサンゴ礁再生プロジェクトが実施されているが、サンゴの被覆面積を見るだけでは、サンゴ礁の健全性や生態系の状況を十分に確認できない。そこでイギリスのブリストル大学やエクセター大学などの研究者が、2021年12月に発表した研究結果によると、インドネシアにあるサンゴ礁の周りで飛び交う音(サウンドスケープ)を観測することで、サンゴ礁の再生に成功したことを確認できたという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。