ベルギーの研究グループ「URBAN SPECIES」が開発したのは、大気汚染レベルに応じてLEDの色を変化させるランプ「Canari」。汚染状況に関するオープンデータに接続されたマイクロコントローラーが内部に設置されており、ネットに接続されるとリアルタイムでの空気の質の情報をもとに光る仕組み。空気の質が良いほど明るく光り、質が悪くなると明かりが暗くなるため、使用する人はランプの明るさによって大気汚染の状況を知ることができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。