島外からの人に人気が高い石垣島。一方で、地元に住む人々は島の魅力を過小評価する人も少なくない。また全国の平均と比較して、市民から出る廃棄物の多さが石垣島の課題の一つだ。コミュニティ通貨「まーる」は、「ありがとう」を通貨とし、お手伝いやイベントの参加で通貨が流通する仕組みだ。地域の人々がまーるを通して島を好きになることで、環境課題に対してもより自分ごと化して取り組めるようになり、移住者を含めたコミュニティの活性化も期待される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。