アイスランドのスタートアップ企業「Carbfix」は、炭素を石化させて回収する技術を開発した。炭素を岩に貯蔵し、固定化すると、水に溶けて分解された炭素が玄武岩などの特定の種の岩層に注入され、マグネシウムやカルシウム、鉄などの成分と反応することで炭素を含む鉱物となる。要する期間は約2年ほどで、その後何千年もの間炭素は地中に貯蔵される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。