ヨーロッパでは毎年1月、クリスマスに使われたもみの木5,000万本以上が粗大ごみとして捨てられる。そこで、オランダ・アムステルダムは市内1,100箇所の回収場所に持ち込まれたもみの木をコンポストし、有機性の資源として市内に循環させる取り組みを始めた。回収場所にもみの木を持って行くと、クリスマスツリーから作られたフレグランスや「ミツバチホテル」、使用済油を使ってつくられたキャンドルと交換できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。