新型コロナウイルス感染症の影響による世界的な集中治療室(ICU)不足を受け、伊カルロ・ラッティー・アソシエティは米マサチューセッツ工科大学らと協力し、使われなくなった輸送コンテナを利用したプレハブの集中治療室「CURA」を開発した。CURAには人工呼吸器や手術台、外科用のベッドなどが備え付けられており、2名収容が可能。設計図はオープンソースで公開されている。今後感染拡大が予測されるアフリカ地域での使用も想定されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。