毎年7,200万kgも廃棄される髪の毛を活用するため、オランダの団体Human Material Loopは、髪の毛から折り目加工や模様のある生地を作ってセーターにするアイデアを編み出した。髪の毛はオランダ国内の理髪店や美容室などから切られた髪の毛を集めており、他国から「素材」を仕入れていないこと、すべて自転車で毛を運んでいるため、CO2排出量が削減できるという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。