「盗まれた文化財のバーチャル博物館」と呼ばれるプロジェクトが2025年に誕生する。52,000点以上の盗難文化財のデータベースを活用し、バーチャル空間で盗難文化財を鑑賞できる。一部の博物館では文化財の所有権が問題となっている。しかし、バーチャル博物館はネットワークの環境さえあれば誰でもどこからでもアクセスすることができ、保管場所という名の所有権に縛られることはないのが利点だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。