カナダ・バンクーバーにあるスタンレーパークの土地の所有権は先住民である彼らが保持しており、バンクーバー市も公園の敷地が未割譲の伝統的領土であることを認めている。そこで、史上初の「植民地監査」がスタンレーパークで誕生した。先住民の土地の歴史を調査し、公園の運営が彼らを排除してきたかを明らかにすることが目的だ。公園の土地は先住民の所有権が認められており、市は彼らの権利を尊重する公約をしている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。