北アイルランドの「Re-Wind」研究・開発チームは、風力タービンのブレードを歩行者用の橋やカルバート用の小さな橋にアップサイクルするプロジェクトを進めている。2030年までにアイルランド島では450基以上のブレードが寿命を迎え、その処理が課題となっている中、Re-Windプロジェクトは860万トンのブレードを再利用できると予測され、将来的には橋の規模を拡大し、さまざまな用途でのアップサイクルを目指している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。