新潟で産業廃棄物処理事業を営むシモダ産業は、産廃処理の際に発生した排熱を再利用してバナナ「越後バナーナ」を栽培している。産廃処理で発生した排熱は温水プールに使うのが一般的だが、栽培用ハウスに利用することで熱を運ぶコストや建設コストが少なく済むという。越後バナーナの古皮を再生紙として循環させるため、いわゆる「バナナペーパー」として和紙工房と提携し、「越後バナーナ和紙」として商品化を進めている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。