会議の50%の時間は無駄になっているというデータがある。この状況に危機感を抱いたイタリアのアパレルメーカーであるディーゼル(DIESEL)は、会議の無駄な時間をなくすため、あえて居心地の悪い会議室「THE CAPSULE」を開発した。特徴は、最長15分という時間制限や大人数は入れないカプセルのような狭さ、リラックスしないための座り心地の悪い椅子などだ。ディーゼルによると、THE CAPSULEを利用した会議の99%は成功で終わった。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。