スペインの旧たばこ工場が、ヨーロッパ最大の屋内垂直庭園へと生まれ変わった。植物があまり見られない都市でも緑の景観を作り出すことができ、近隣住民のメンタルヘルスの改善にも効果があるという。自然光が届かない場所にも光が行き渡るよう、人工の光源が整備されたほか、作物の根元だけに水を補給することで肥料分が流出するのを予防するシステムを導入し、最低限の水を効率よく使用している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。