「旅行がしたいができない」と諦めている高齢者や障がい者、その家族のために立ち上げられた民宿「旅の途中」。専門知識を持った介護スタッフが常駐しサポートを受けられるのが特徴の宿だ。また、介護を「する」人たちの疲弊を解消することもこの民宿の目的である。立ち寄った介護士どうしが情報交換したり、宿泊中の要介護者の手伝いをしたりするなかで自身が福祉を志した理由を思い出してもらおうという意図があるという。