チリの起業家二人が、石油のかわりに石灰石を用いてプラスチックを組成し、環境を汚染しない水溶性のビニール袋「Solubag」を開発した。二人は当初、生分解性の洗剤を製造するための実験を行っていたが、最終的には水溶性のPVA(ポリビニルアルコール)に基づいてプラスチックを組成する化学式を見出した。これは、マイクロプラスチックの問題をはじめとして深刻な海洋汚染を引き起こしている既存の石油製品にとって替わる画期的な技術となる。