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「動き」で認知症患者の記憶を呼び起こすツール「Rewind」

「動き」で認知症患者の記憶を呼び起こすツール「Rewind」

ポー・ユン・ルー(Rewind)

概要

シンガポールのデザイナー、ポー・ユン・ルー氏は認知症患者のためのデジタルツール「Rewind」を開発した。たとえばティーポットの注ぎ口に見立てたデバイスを持ち、モニターに映るコップにお湯を注ぐ動作をすると、モニター上で紅茶ができる。認知症の人は、同じ動作を繰り返すと記憶を保持するのに役立つことを理解しない場合があり、医者などが体を動かすよう促しても参加しないことが多い。そこで彼らの感情に働きかけ、つい動きを繰り返したくなる仕組みを作った。

ここがGood!

  • モニター上で遊びながら動作を繰り返すことで記憶を呼び起こす
  • 「Rewind」を使うことで認知症の進行をゆるやかにする可能性
  • 感情に働きかけ、つい動きを繰り返したくなるしくみを作る

ソリューション

組織種別