ブラジルのパラナ州が始めたのは、フードバンクも含めた食事の支援活動「Programa Comida Boa」。市場などで廃棄される野菜や果物のうち、状態が良いものを加工し低所得の家庭、病院、医療施設等に寄付する。また、州内の警察機関と連携して、受刑者たちに加工工場で働く機会を提供している。食品についての知識や加工技術を身につけ、受刑者たちの社会復帰がしやすくなることを目指す。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。