治安が悪化するマリで、失業者たちが「手紙」を起点に新たな職を得るプロジェクト「Postcards from Timbuktu(トンブクトゥからのポストカード)」という取り組みがある。利用者はウェブサイトから砂漠都市トンブクトゥからポストカードを注文し、元観光ガイドがメッセージを書いて送るしくみだ。ポストカードのデザインとメッセージは自由に選ぶことができ、異なる言語にも対応する。郵送には3〜4週間かかる場合があるという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。