イタリアのデザイナーが開発した、じゃがいもの皮からできたフライドポテトのパッケージ「Peel Saver」。じゃがいもの皮はデンプンと繊維を含むため、パッケージの原料に適した素材だ。水に浸して柔らかくしてから自然乾燥させることで、皮の中の成分がくっつき、固くなるという。完成したパッケージは、100%生分解可能で、使い終わったら、動物の餌や植物の堆肥になるなど、資源循環のサイクルに還ることができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。