都市部で問題となっている光害を解決するため、ドイツで開発されたのが昆虫にも優しい街灯「Papilio」。光害を最小限に抑えるため、水平ではなく下方向のみを照らす設計になっており、虫が寄り付きにくい暖かい色の電球を使用している。歩行者が街灯の下を通ったときに作動する赤外線センサーもついているため、必要なときだけ光を灯すことができ、エネルギーの浪費も避けられる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。