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飛行機をレストランに。シンガポール航空が提供する、コロナ禍の非日常体験

新型コロナの影響により航空業界が打撃を受ける中、シンガポール航空は一風変わった「非日常体験」の提供を始めた。「フライト」のチケットを購入したゲストは、3時間にわたって機内ツアーや2種類から選べる機内食、映画などを楽しむことができ、帰りには機内アメニティーのお土産も持ち帰ることができる。他にも、シンガポール航空お抱えのシェフによる料理を家で楽しむプランや、トレーニングセンターへのツアーなど、通常時は体験できないコンテンツが用意されている。

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買うほど河川が回復する。安全な水をまもる米モルソン・クアーズの新アルコール

米国に本拠を置く飲料大手モルソン・クアーズ社は、「アルコールを買って川を復元する」プロジェクトを開始した。消費者が対象の新アルコール飲料「Coors Seltzer」を購入すると、河川流域川の環境改善に貢献することができる仕組みだ。同社は現在は米国の15州とメキシコで91件の水管理プロジェクトを行っており、この活動を通じて人々が水を節約を意識するなど、問題解決への具体的な働きかけに期待がかかっている。

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カーボンフットプリントに応じて値段が変わる、スウェーデンのスーパー 「Felix」

スウェーデンの大手食品ブランドFelix(フェリックス)は、消費者の選択が気候変動の緩和に貢献する新しいスーパーをオープンした。このスーパーでは、売られる食品の価格がカーボンフットプリントに基づいて計算され、遠くで生産されて輸送コストのかかる食品や、植物由来のものより環境負荷が大きいとされる動物由来の食品や肉は値段が高くなる。買い物客一人ひとりに炭素排出量の上限が設定され、客は購入による炭素排出量をその予算内に抑えることを目指す。

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車の部品を洋服に。ヒュンダイのアップサイクル「Re:Style 2020」

韓国の自動車メーカー・ヒュンダイは、使用済自動車の素材の中でもリサイクルが進んでいない革やガラス、エアバッグに着目し、これらをファッション製品にアップサイクルする「Re:Style 2020」を開始。6つのファッションブランドとのコラボレーションにより、自動車の廃材はトートバッグやジャンプスーツ、アクセサリーなどに生まれ変わる。さらに、イギリスの高級百貨店でこれらの製品を販売し、同百貨店のサステナブルキャンペーンにも貢献する。

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ナッジで楽しく問題解決に導く英「HUBBUB」

HUBBUBは、「遊び心溢れる」「楽しい」発信で環境問題への啓発を行うロンドンの環境団体。インスタレーション、動画などを用いたオリジナルキャンペーンの企画や、企業とのコラボレーションやコンサルティング等、様々な方法を用いながら、地球にやさしいライフスタイルの提案を行っている。中には、ナッジ(行動経済学)を用いたプロジェクトもあり、人々が楽しみながら問題解決に向けて行動できる仕掛けを提供している。

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廃棄予定の素材からジンをつくる、世界初の再生型蒸留所「東京リバーサイド蒸溜所」

日本酒の生産において、酒を精製する際に発生する酒粕は年間約4万トンあり、その多くは産業廃棄物として処理されている。東京に本拠を置くエシカル・スピリッツ株式会社は、日本酒造りの過程で廃棄される酒粕やビールを蒸留したクラフトジンを生産し、世界初の再生型蒸留所「東京リバーサイド蒸溜所」を設立することを発表した。利益の一部で耕作放棄地を開墾して新米をつくり、酒蔵が酒を醸し、残った粕で蒸留酒を作る、という循環型のサイクルの実現も目指す。

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個人の二酸化炭素排出量を測定し削減のヒントを教えるアプリ「Pawprint」

スコットランド発のアプリ「Pawprint」は、個人のカーボンフットプリント(二酸化炭素排出量)を測定、理解、削減するのに役立つモバイルアプリだ。ユーザーが食事や旅などライフスタイルに関する情報を入力すると、自身のカーボンフットプリントが数値化され、その数値の環境負荷が視覚的に表現され、各々の生活スタイルに沿った無理のない行動をするためのアドバイスが表示される。

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スマホを触るほど歴史に詳しくなるアプリ「A touch of history」

子供たちが学校で授業に集中せずスマホを触る。どこの国でもある話だ。そこで、2018年にサムスンのスイス支社は、スマホをフル活用して歴史を勉強できるアプリ「A touch of history」を開発した。本アプリは、SNSなどスマホを使う様々な場面に歴史の要素を盛り込み、スマホを触れば触るほど、あらゆる歴史の事象に詳しくなる仕掛けがされている。普段から触れているスマホを教材と化すことで、歴史へのハードルを下げることに成功している。

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懐かしの椅子がハンガーに変身。 学校用品をアップサイクルする家具ブランド

学生時代や幼少期に使っていた思い入れのあるものが大量に捨てられる現状に目を向けた「tumugu upcycle furniture」。学校で使っていたものをインテリアにアップサイクルすることで、次世代の子供たちにものの大切さを伝えるきっかけにしたり、せわしなく過ぎる日常の中、社会人になった人がものを通してあの頃の自分・日々を思い出して明日の活力としたりすることが、同ブランドの目的である。

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「着る社会貢献」を体現する、木の実からできたコート

アパレル産業は、「世界第2の汚染産業」と言われ、特に「安くておしゃれ」の裏には、労働者の搾取や環境破壊といった代償がある。そんなアパレル産業をサステナブルにするべく立ち上がったのが、木の実からできたコートを販売するKAPOK KNOTである。動物の毛を使わないだけでなく、カポックの生産地での雇用創出や森林保全活動も行っている。誰もが気軽に参加できる「サステナブル」を通して、難しく思われがちな社会問題に取り組む人を増やすことも目指す。

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