アーカイブ: Listings

Description.

デンマーク、すべてのフライトの乗客から「グリーン税」徴収となるか

デンマーク政府は2025年から段階的にグリーン税を導入する予定だ。2030年までにヨーロッパ内のフライトで約9ドル、中距離フライトで約35ドル、長距離フライトで約56ドルに相当する金額をデンマークの乗客に課す。この税収の半分は、航空業界のグリーン転換を促進するために使用され、持続可能な燃料のみで国内便を運航できるよう助成される。残りの税収は高齢者の年金増額に充てられる。

Read More

Amazon中古品限定ショップ「セカンド・チャンス・ストア」

Amazonがイギリスで期間限定で開催した「セカンド・チャンス・ストア」は、AmazonのECサイトで返品された商品を最大半額で販売する取り組みだ。店内にはゲームを試すことができるエリアが設置されており、店内に並ぶ商品が通常通り機能することを顧客自身が楽しみながら確認できるような工夫がされている。また、修理ステーションが設けられ、不具合のある商品を持ち込むと修理や点検、テストなどをその場で行ってくれる。

Read More

気候危機によって”失うもの”を印刷したレシート

2023年12月にドバイで開催されたCOP28に対し、石油とガスを含む化石燃料の使用廃止に向けた確固たる合意を要求するため、スペインでのデモ行進のなか30メートルのレシートが登場した。WWF SpainがFridays For Futureなどを含む70以上の組織やプラットフォームと協力して作成した。このレシートにはグレートバリアリーフやワインなど化石燃料による気候変動で失われる可能性のある145の「自然の恵み」が記されている。

Read More

禁書を子どもたちに配る米国のワゴンカー「禁止されたワゴン」

米国の出版社ペンギン・ランダムハウスは、他の3団体と提携し、禁書に対する意識を高めるため「禁止されたワゴン」キャンペーンを実施した。近年、LGBTQ+など多様性への理解が進む一方で、保守的な意見との対立が表面化していることが禁書の背景にある。同キャンペーンは言論の自由を支持し、検閲に抗議の意思を示すことを目的に閲覧規制の影響を強く受けたコミュニティをワゴン車でまわり、禁書の対象となった本を無料で配布する。

Read More

沈みゆくNYの小さな島に誕生した、気候危機のリビング・ラボ

ニューヨーク市のガバナーズ島に、気候危機に特化したリビング・ラボが設立される。プロジェクトでは、気候変動への対策や再生可能エネルギーの推進が重視され、計画には7億ドルが投じられる。ニューヨーク気候取引所(The New York Climate Exchange)と名付けられたコンソーシアムによるキャンパスも開設され、異業種の団体や企業が参加し、環境に配慮したエネルギー開発とグリーン・ブルーテック産業セクターの育成が進む。

Read More

ロゴの一部を灰色にする、バーガーキングのいじめ問題啓発キャンペーン

バーガーキングはフランスの「いじめ予防デー」に合わせて、ロゴの「G」を灰色に変え、店内のアイテムを10個に1個を灰色にする特別なキャンペーンを展開した。フランスで10人に1人がいじめの被害に遭っていることを表している。キャンペーンはいじめに対する意識向上と子供たちの安全な環境の構築を目指すもので、キャンペーン当日のキングジュニアメニューの収益はいじめ撲滅慈善団体「Les Papillons」に寄付される。

Read More

自分だけの「減酒プラン」を作ってくれるスマホアプリ「Sunnyside」

サンフランシスコの企業が開発した「Sunnyside」アプリは、個人の生活スタイルやペースに合わせて飲酒量を減らすサポートを提供する。ユーザーはクイズで生活スタイルや飲酒習慣を入力し、アプリが最適の減酒プランを提案する。目標は自由に設定でき、年齢と性別に基づく理想的な飲酒量も提供される。使用期間中はリマインドやアドバイスが届き、節約したお金や減らせたカロリーなどが可視化され、モチベーション向上にもつながる。

Read More

M&M’Sチョコが人気広告を再利用した「ヘルシー・プラネット・プロダクションズ」

マース社は「ヘルシー・プラネット・プロダクションズ」という広告キャンペーンを立ち上げ、M&M’S、TWIX、Ben’s Originalの広告を再利用して気候変動への前向きなメッセージを発信するほか、広告制作時のCO2排出量を削減する。マース社は2050年までにネット・ゼロ・エミッションを目指す「マース・ネット・ゼロ・ロードマップ」を掲げ、2030年までにCO2排出量を半減させる目標も含まれている。

Read More

値段がつかない古本を循環させるバリューブックスの取り組み

バリューブックスは、「ブックギフトプロジェクト」や移動販売車「BOOKBUS」を通じて値段のつかない本を提供している。実店舗の「本と茶 NABO」や「バリューブックス・ラボ」では、価格差はあるものの新刊本と古本を同じ書棚に陳列し、本を販売している。また、値段がつかない予定の文庫本を使用した「本だったノート」プロジェクトも展開し、再生紙の一環として本をアップサイクルしている。

Read More

ハエ退治に学校の食堂を黄色に塗る「Project Yellow Canteen」

インドネシアのクリエイティブ・エージェンシーInnocean Indonesiaと塗料メーカーDuluxは「Project Yellow Canteen」キャンペーンを立ち上げ、学校の食堂を黄色く塗る取り組みを通じて、ハエの課題に対処している。ハエは黄色を嫌うという研究結果をもとに、黄色く塗られた食堂ではハエが寄りつかないことが実験で確認された。プロジェクトは今後もインドネシア国内で展開される予定だ。

Read More