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貧困層の子供が、富裕層の学校に行く「ソーシャル・ミックス」

仏トゥールーズ市には人口の約9割が移民で占められている貧困地域がある。そうした地域の学校を段階的に閉鎖し、富裕層の子どもたちが通学する十数校の公立学校へ1時間弱の「バス通学」をさせるプロジェクト「ソーシャル・ミックス」を実施。その結果、中退率が大幅に減少し、成績は約15%上昇した。富裕層の子どもたちも転校することなく、ともに多様性のある学校で学び続けたという。

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服で困ってる人と、近所の仕立て屋をマッチング。古着を楽しくするアプリ「Sojo」

「服を直したい人」と「服のお直しができる地元の仕立て屋」をマッチングするアプリ「Sojo」。ユーザーがアプリで利用したいお直しサービスなどを選択して注文すれば、自転車に乗った配達員が服を取りに来る。そして約3〜5日後に、お直しされた服を届けてくれる仕組みだ。すべての服を自転車で運ぶため輸送の環境負荷低減と、地元のお直しサービスの新たな需要を生み出すきっかけにもなっている。

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街全ての学校で犬と一緒に授業を受けられる「Dog at school」

ポーランドのヴロツワフでは犬が学校の授業に参加したり、図書室で過ごしたりすることを認める「Dog at school(学校に犬を)」というプロジェクトが推進されている。プロジェクトに参加したある小学校には、Dropsという名前のパグが1週間に2回登校し、図書室で過ごす。Dropsと過ごしたい子どもたちは、図書室に行くことが増え、本をよく借りるようになったという。

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3人に1人が当たる、がん啓発キャンペーン

スペイン国立がん研究センター(CNIO)は、がんが他人事ではないことを多くの人に認識してもらうため「The Easiest Lottery to Win(最も当たりやすい宝くじ)」という名前の宝くじセンターを設置した。スクラッチを受け取って削ると、「乳がん」「肺がん」「結腸がん」といったショッキングな言葉が出る。同時に、がんに関する説明書を受け取り、がんの罹患率などについて学べる仕組みだ。

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使われなくなった風力タービンをスキー板にリサイクル

スウェーデンの大手電力会社バッテンフォールはノルウェーのリサイクル企業Gjenkraftとパートナーを組み、風力発電に使われるタービンブレードをスキー板やスノーボードにリサイクルすると発表した。2種類以上の素材を組み合わせた複合材料を使用しているため、タービンブレードのリサイクルが難しいとされてきたが、熱分解を活用したリサイクル技術を駆使してスキー板やスノーボードを作るという。

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コロナ禍のアーティストを救う、街全体をギャラリーにするプロジェクト

リトアニアの首都ヴィリニュスでは、2020年、街中の広告パネル付きのバス停などでアート作品を紹介する、「Menas be stogo」というプロジェクトが実施された。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くのギャラリーが休廊し、アーティストたちが経済的な打撃を受けたことがきっかけだという。すべてのアート作品が購入可能で、専用のサイトにアクセスすると、アーティストの連絡先とアート作品の価格が分かる仕組みになっている。

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携帯が売れるたび途上国の電子ごみを回収する「One For One」プロジェクト

大手携帯電話事業者のボーダフォンと、携帯電話の回収サービスを展開するオランダのスタートアップClosing the Loopは、ドイツの消費者がボーダフォンで携帯電話を買うたびに、Closing the Loopがリサイクルの仕組みが整っていない国で廃棄された携帯電話を回収すると発表した。回収された携帯電話は、リサイクルの仕組みが整ったヨーロッパに送って処理するため、廃棄物の不適切な処理を減らすことができる。

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精巣がん予防につながるゲーム「NFT」

精巣がんの予防のため、ゲーム「Non-Fungible Testicles(代替不可能な睾丸)」が開発された。NFTの購入によってゲームに参加することができ、そのゲーム内では定期的に自身の睾丸の状態をチェックすることで、レアなボーナスや報酬が手に入るようになっている。そのため、参加者は自然と健康状態をチェックする習慣が身に付いていき、結果的に精巣がんの予防につながるというしくみ。

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飲み物の“中身だけ”買えるサイト「fills」

「fills」は、ユーザーがウェブ上でドリンクや食事を“中身だけ”購入し、マイボトル・マイ容器で受け取れるサービス。fills上で事前決済でき、お店に着いたら購入画面を店員さんに見せ、マイボトル・マイ容器を渡すだけで簡単に受け取れる。マイボトルのサイズがミリリットル単位で表記されているため、fillsでもマイボトルの大きさに合わせてミリリットル単位で購入できる。

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イケウチオーガニックの、タオルを10年使えるメンテナンスサービス

風力発電で織るタオルメーカーIKEUCHI ORGANICが、タオルを「10年持たせる」メンテナンスサービスを開始した。ウェブサイトから申込可能で、バスタオルやタオルケットを箱に入れて送ると約2週間後には、きれいになったタオルが戻ってくるという仕組み。85度のお湯で3時間くらい洗濯機をかけることで、丁寧に汚れを取り除いていく。「消耗品」ではなく「10年持つのが当たり前」を目指すという。

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