アーカイブ: Listings

Description.

退屈な電話中の保留音が音楽フェスになる「ON HOLD FES」

大手飲料ブランドのペプシが、エクアドルのコールセンターの保留音に若手アーティストの曲を起用する「ON HOLD FES」キャンペーンを実施した。企画に賛同した企業のコールセンターに電話をかけると若手アーティストの曲が保留音として流れてくる。発信者はスマートフォンのキーパッドを使用することで曲のジャンルを選択したり、別の曲を聴いたりすることができるほか、気に入った曲のSpotifyリンクを手に入れることもできる。

Read More

NYの治安を改善する研修プログラム「市民気候対策隊」

米国のスタートアップ企業BlocPowerは、ニューヨーク市と連携し、銃による暴力のリスクが高い地域に「市民気候対策隊」という研修プログラムを導入した。1時間あたり20ドルの報酬で、ヒートポンプやソーラーパネル、電気充電ステーションなどの設置方法を学ぶことで、急速に成長する気候テック分野の企業とのコネクションが得られ、仕事を得やすくなる仕組みだ。プログラムの実施地域では就職率が50%を超え、銃による犯罪の件数も減少した。

Read More

道路のデータ分析もできるハイテク自転車ライト「See.Sence」

英国の北アイルランドのSee.Sense社は、最も安全な走行が可能になるようライトの明るさや点滅具合が自動的に調整される自転車のライトを開発した。例えば曲がり角に差し掛かる際に周りへの注意喚起として前方ライトの点滅速度が変化するほか、後方ライトが赤く点滅することで車のブレーキライトのようにもなるという。また、無料のスマホアプリと連携することで走行距離、位置情報、盗難警報、電池残量を確認することができる。

Read More

暗号資産ビットコインの仕組みで作る「誰にでも平等なヘルスケア」

ブロックチェーン技術を活用して「患者が自分の健康情報を自分自身で管理・所有できる電子カルテ」を普及させる動きが進んでいる。国民皆保険制度のない国や地域では、民間の保険料を払えない人が医療を受けられない事態も起きている。誰でも平等に医療にアクセスできるよう、患者の健康情報が患者自身の手に渡ることで、患者はデータを元手に医療を無料で受けられるようになることを期待されている。

Read More

舐めるだけでアルコール摂取量が分かるリストバンド「Lickalyzer」

フィンランドのビールブランドKarhuは、フェスに参加する人たちが自分で簡単にアルコール摂取量をモニターできるリストバンド「Lickalyzer(リッカライザー)」を提供している。Lickalyzerには舐めることのできるアルコールメーターが組み込まれており、アルコール血中濃度(BAC)を測ることができるしくみ。唾液サンプルから0~0.02%、0.05%までの様々なレベルのBACを正確に検出することが可能である。

Read More

ビーチ清掃でお菓子がもらえるキャンペーン「SEANACK」

韓国の4ヶ所のビーチでごみを集めると、そのごみと引き換えに海洋生物の形をしたスナック菓子がもらえるという「SEANACK」キャンペーン。韓国のK-Green財団・韓国観光公社・ロッテ百貨店が提携して実施した。集めたごみの重さごとに貰えるお菓子の量が決められており、ごみを集めるほどより多くのお菓子を貰える仕組みになっている。ビーチクリーンツールはついつい写真を撮ってSNSに載せたくなるようなデザインを採用した。

Read More

耳が不自由な人のための「感じる」音楽椅子

デンマーク工科大学のジェレミー・マロゾー准教授は、音楽の振動を体に伝える「触覚椅子」をスイスの音楽家2名と共に開発した。触覚椅子の展覧会では、観客が約20分間、強力な振動を伝えるタクターの備え付けられた台に座ったり寝そべったりすることで様々なアーティストのライブコンサートを感じることができる。開発チームはライブコンサートを通してユーザーからのフィードバックを得て、さらなる開発に挑む。

Read More

ベトナムの配送アプリがドライバーへの「猛暑手当て」を導入

大手配車・配送アプリ・Grabは、ベトナムで気温が35度を超えると適用される追加料金を導入した。Grabの利用者はタクシーを呼んだり料理のデリバリーを注文したりする際、1回につき5,000ドン(約30円)の追加料金をドライバーに支払う。配送アプリのドライバーは、インターネットを通じて単発の仕事を引き受ける労働者が多く、企業からの保障が受けられないといったセーフティネットの脆弱性が問題となっている。

Read More

食べ物の写真が一切載ってないレシピ本「No bees. No food.」

スウェーデンのオーガニックブランド食品ブランドKRAVは、食材や料理の写真が一切載せられていないレシピ本「No bees. No food.」を製作した。人間活動の影響によって現在の種の絶滅率は通常の100倍から1,000倍に達し、地球上のすべての昆虫は今後100年以内に絶滅する危機に瀕している。いつも当たり前に食べている食材が「消えうる可能性」を伝えたいという想いから、「生物多様性のない未来」を危惧してつくられた。

Read More

地球にも自分にもやさしい、植物生まれのヴィーガン・エビ

ドイツのスタートアップ企業Numi Foodsは、植物性の素材だけを使い、環境に負荷をかけないエビを開発した。養殖エビのほとんどを東南アジアのマングローブ林を開拓してエビ養殖池に転換しているといった理由から、養殖エビは食品の中で4番目に大きなCO2フットプリントを持つ。Numi Foodsの代替エビは従来の養殖エビに比べて、CO2排出量を最大70%削減しているという。

Read More